回線稼働率 例: 2011年、通信販売業者A様における月毎の回線利用状況。
月 | 通話時間※1 | 回線空き時間※2 | 通話可能時間※3 | 稼働率※4 |
---|---|---|---|---|
2011年1月 | 1997 | 483 | 2480 | 80.52% |
2011年2月 | 1508 | 732 | 2240 | 67.32% |
2011年3月 | 2215 | 265 | 2480 | 92.34% |
2011年4月 | 1866 | 534 | 2400 | 93.71% |
2011年5月 | 2335 | 145 | 2480 | 94.15% |
2011年6月 | 2249 | 151 | 2400 | 93.71% |
2011年7月 | 2290 | 190 | 2480 | 92.34% |
2011年8月 | 2148 | 828 | 2976 | 72.18% |
2011年9月 | 2098 | 782 | 2880 | 72.85% |
2011年10月 | 2256 | 720 | 2976 | 75.81% |
2011年11月 | 2162 | 718 | 2880 | 75.07% |
2011年12月 | 2304 | 672 | 2976 | 77.42% |
稼働率※4が100%に近い=回線がパンク寸前の状態を表します。 月・週・日・時間帯によっては100%に達してしまっている時間帯もありうる。言い換えると、お客様からは話中でつながらない状態にあることが考えられます。
これを改善するためには、回線数を増やすことが必要です。
この例では8月から回線数を増やすことによって、稼働率を適正なレベルまで下げて対応していることが分かります。
表1では70%近辺で落ち着いていますが時間帯レベルでどのような稼働率となっているかを更に確認し、90%を超えるような時間帯があるようなら一定時間帯を外部に委託することで、効果的に人件費を調整することも可能です。
放棄呼発生度合いの分析 例: 時間帯別の放棄率
時間 | 通話コール数 | 放棄数 | 総コール数 | 放棄発生率 |
---|---|---|---|---|
9時 | 193 | 73 | 266 | 27.24% |
10時 | 121 | 7 | 128 | 5.47% |
11時 | 105 | 5 | 110 | 4.55% |
12時 | 197 | 35 | 232 | 15.09% |
13時 | 193 | 45 | 238 | 18.91% |
14時 | 107 | 3 | 110 | 2.73% |
15時 | 105 | 0 | 105 | 0.00% |
16時 | 145 | 4 | 149 | 2.68% |
自社でコールセンターを運営している場合、人件費などの費用対効果を考えると放棄発生率を0%にすることは難しいかもしれませんが、まずは傾向を把握することが重要です。
多くの企業様にとって放棄コール数というのは、お客様からのアプローチを逃してしまい、さらには「電話したのに繋がらなかった」とマイナスのイメージを植えつけることがあります。
この例では、増員を図るか、アフレコ対応で外部に委託することで問題を解決することは可能です。 但し、放棄率の高い時間帯が9時~14時と限定的であるため、自社で取りきれなかった分だけを外部に委託するという方法で効率よく自社と外部に振分を行い、全時間帯で放棄率0%を達成することが可能です。
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